境信夫

境信夫略歴
- 1942年
- 長野県須坂市に生まれる
- 1972年
- 陶芸作家生活を始める
- 1977年
- 鎌田窯を現在の地に開く
県展、各地方展・・・受賞
中日国際陶芸展 ・・・入選
朝日陶芸展・・・・・受賞
朝日陶芸展・・・・・入選
日展・・ ・・・・・・入選
伝統工芸武蔵野展・・入選
伝統工芸新作展・・・入選
毎年 工房と各地ギャラリーで定期的に個展を開催しています。
鎌田窯工房
〒382-0026 長野県須坂市坂田町580番地
TEL 026-248-0025
境さんの鎌田窯/プロフィール
長野県の北信地方に位置する、須坂市の市街を少し東の山手に、境氏の鎌田窯があります。自然に囲まれた傾斜地で、 木立に埋もれている仕事場はまるで隠れ家のようです。
窯は土作り盛られてでできています、窯を焚くためにここには薪が山ほど積んであります。どうやら薪を焚いて焼き物を作るのは、 三日三晩の寝ずの番どころではなくて、何人かの交代で7日間も火を焚き続けていることもあるそうです。
ですから、この場所のように寒く雪の降る所では、冬に屋外で窯焚きをすることは体力が必要なので、年を重ねてきた現在は厳寒の窯だきはできないそうです。昔からの方法で、ものを創り出す事は大変なことだと思います。
境さんの人柄や鎌田窯の様子など
境氏は、まことに気さくなで明るくて温厚な方です。林の中の鎌田窯工房の近くには、作品を並べた畳敷きのプレハブの広い部屋があります。
ここには、下の写真のように部屋の半分以上には、今まで造られた作品や新作が沢山並べられて置かれています。
部屋の入り口を入るとすぐに、 テーブルが置かれていて、いつでもお茶が飲めるようになっています。そして工房には、毎日のように氏の仲間や近所の知り合いが、入れ替わり訪ねて来るそうです。
御本人も話されていましたが、氏はゆっくりとした自由気ままな時と共に、好きなようにして暮らしているようです。それができる事は、私にとっては大変に羨ましく思ってしまいます。
一般のサラリーマンとは、考え方が根本的に違うところで、 農業にも似ているように思います。それが氏のアイデンティティーなのです。
ところで、秋になると毎年のように、新そばを自分たちで挽いて粉にして、それを仲間とソバ打ちして食べるのだそうです。私が伺った日には、秋の日差しがまぶしいくらいに天候が良く、工房の周囲ではソバの実を広げて、天日で干していました。そのうちに、石臼で粉に挽いて食べるのだそうです。
そんな、ゆったりとした人柄が作品 に込められているのでしょう、作品からは自然の中にいるような感覚やぬくもりが感じらるように思 います。



